ペナンヒルから街を見下ろす。

マレーシア2日目、ペナンの朝。気絶するように寝て、8時くらいに目が覚めた。まだ陽は低い。

ホテルをチェックアウトして、ローカルフードを求めて歩く。さすがに朝から屋台はないか‥と思ったが、意外とある。2、3件見てまわり、今回はあっさりめの麺にしてみた。「Small?」「Drink?」意外の英語は話せないみたいで、指差しコミュニケーション大会。

出てきたのは、エビの出汁にフォーのような麺が入ったもの。エビ団子と塩鶏も乗っている。夜に食べると塩気が物足りないくらいの味付けだけど、朝なのでちょうどいい。

お腹が満たされて、まず島の北側中央にある「ペナンヒル」という山へ向かう。Grabを拾おうとするも、朝のラッシュアワーだから、全然つかまらない。諦めてバス停へ向かうが、小額紙幣がないのでセブンイレブンで水を買う。

バス停らしき目印のない場所から、GoogleMapのGPSだけを頼りにバスを待って、204番のバスに乗車。混雑していて、1時間弱でペナンヒル山麓駅に到着した。

標高833mのペナンヒルへは、ケーブルカーで行くことができる。ハイシーズンは3時間待ちになることもあるという情報で覚悟していたら、意外と空いていてびっくり。料金は往復でひとり30リンギット(約900円)。10分ほど並んですんなりケーブルカーに乗車できた。ちなみに、列をスキップできるExpressチケットもあり、こちらは倍以上の80リンギット(約2400円)。

ケーブルカーは40度を超えているのではないかという急斜面をぐんぐん上昇。6分ほどであっという間に山頂駅に到着。

山頂付近は公園として綺麗に整備されていた。

野生のサルもいる。

何箇所か展望スポットがあり、こんな景色。

カフェやレストランもあり、ここでお茶をするのもよさそう。

帰りは行きほど並ばなくていいようで、すんなり下山できた。

慌ただしい東南アジアの街から離れて、自然の空気を吸いたい時にはいいリフレッシュポイントになりそう。いい場所でした。

旅のMEMO

ペナンヒルのケーブルカーは、混雑することもあるらしい。1往復に10分ほどかかるため、列はなかなか進まない。チケット売り場に行列ができるほどの混雑時はExpressチケットの購入がいいかも。