早朝のグエル公園

バルセロナ観光に来た人が一度は行くであろう場所がサグラダ・ファミリアとグエル公園。アントニ・ガウディの手がけた作品で、世界遺産に登録されています。しかし、どちらも混雑は避けられません。グエル公園の混雑も相当なもので、住民の生活に支障が出たほど。そのため、数年前に一部ゾーンが有料化されました。しかし、実は有料なのは朝8時から夜8時までのあいだ(時期により異なる)で、それ以外の時間は有料ゾーンが無料で開放されているのです。

朝5時すぎ、だれもいないグエル公園。

朝6時。地中海のほうがうっすらと明るくなり始める頃。ようやく何人かの観光客がやってきます。朝7時半頃、開園30分前ともなると観光客が増え始めますが、それまではほとんど独占状態。日中は人が途絶えない有名なこの階段も、早朝ならひとり占めできるのです。

日がのぼりはじめると、バルセロナの街がオレンジに包まれます。日が高く昇った頃の青い空と鮮やかなモザイクもいいですが、暖かい雰囲気のグエル公園もまた素敵なのです。

旅のMEMO

2020年6月から早朝の無料入場はなくなってしまいました。事前予約とチケット購入が必要です。