古都トレド

「スペインに一日しかいられないのなら迷わずトレドへ行け」と言われる街、世界遺産の古都トレドです。キリスト、ユダヤ、イスラムの文化が融合した街で「街全体が博物館」なんて言われたります。そんな言葉を聞くと行かずにはいられないので、バルセロナへ行くついでにトレドに立ち寄ってきました。

トレドへはマドリードの「Intercambiador de Plaza Elíptica」というバスターミナルから30分ごとに直通バスが出ています。運行はALSA社で往復10ユーロほど。1時間ほどで旧市街近くのバスターミナルに到着します。トレドの旧市街は丘の上にあるので、バスターミナルからは長いエスカレーターをいくつも使って街へ行きます。

アルカサルやカテドラル、美術館、博物館などに興味があれば1日ゆっくりと観光できるかもしれませんが、観光地化されているのもあって、お土産屋さんがちょっとしつこい感じもします。ということで、街のはずれへ。

丘を下り、川を渡り、ふたたび丘を上ると見晴らしポイントに着きます。徒歩で行けなくもないので、足が元気な人は自分の足で。そうでない人はバスで行くことができます(ただし本数、停車時間は少なめ)。こうして遠くから見るときれいな街です。

待つこと1時間、日が落ちて、街灯が照らされた街がとても美しい。

今回トレドに立ち寄ったのは、バルセロナへ行くついで。マドリードのバラハス国際空港から飛行機で、、ではなく、ALSAの夜行バスでバルセロナへ向かいます。おやすみなさい。

旅のMEMO

宿泊は川の向かいにあるパラドールがおすすめ。パラドールはスペイン各地にある国営ホテルで、城や修道院、領主の邸宅などを改修したものです。トレドのパラドールは、客室やテラスから街を一望することができます。