スペイン最古の大学に留学する。

金沢大学は交換留学制度が充実していて、世界各地の大学に現地の滞在費だけで留学できます。現地の大学で取得した単位はそのまま日本で書き換えられるので、4年間での卒業もできるのですが、留学したことで卒業が5年になっても1年分の学費が返還されるという制度があったので行かない理由がありません。

選んだのはスペインのサラマンカ大学。スペイン語を履修していたからというのと、スペイン語圏の提携校で唯一スペイン語の試験がいらなかったから。調べてみると、オックスフォードやパリ大学、ボローニャ大学と並んで中世に設立された世界最古の大学のひとつであることが分かりました。そして街全体が世界遺産に登録されており、そんな街に住めることに期待が止まりません。

羽田からエールフランスでパリを経由してマドリードへ。そこから高速バスに乗り換えて3時間ほどでサラマンカに到着します。

こちらがこれから生活をする寮。まずは大学やスペインに慣れるために半年ほど寮で生活をして、後半はアパートを探すことにします。二人部屋で、相方はボリビアからの留学生のイサック。

早速街を散歩してみると、薄茶色の石を積み上げた壁のような建物群。

街の中心のマジョール広場(Plaza Mayor)。

私立のポンティフィシア・デ・サラマンカ大学の付属教会。

翌朝、時差ボケで早く目が覚めたので散歩。

街のシンボルのサラマンカ大聖堂(Catedral)。大きい‥!

そして我らがサラマンカ大学。映画で見たような世界に感動。こんな場所で学べるなんて‥!授業が始まるまで1週間ほど。警察署へ行ったり、大学本部へ行ったり、生活用品を買い揃えたりとやることが山積みです。

旅のMEMO

【アクセス】マドリードのバラハス国際空港からAvanzaのバスで約3時間。市内からはRenfeの鉄道で2時間半。